【本の紹介】海馬 脳は疲れない

久しぶりに本の紹介です。しかし一見まったく育児に関係ないです(笑)が、読んでとってもやる気の出た本です。特に育休や産休などで焦りを感じてる方に読んでもらいたい!

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海馬 脳は疲れないという、池谷裕二さんと糸井重里さんの対談をまとめた本です。

内容としては、脳の研究者である池谷さんが脳のおもしろい性質をいろいろ紹介→それを糸井さんが日常生活に結びつけて、こんなことに関係してるよね!と返していくというものです。

理系出身ということもあり、脳の性質紹介だけでも十分面白かったのですが(絵を使って性質を体験できるところもあり)、糸井さんの日常生活との結び付けにも舌を巻くばかりでした。

そんな娯楽的なところもすごく良かったのですが、脳の性質にすごい勇気付けられたのです。それは自分の気持ちのもちようで脳に新しい刺激を与えられ、その新しい刺激によってどんどん能力をあげられるということ。

子供が生まれて、楽しいけれど毎日育児ばっかりしている日常にこれでいいのかな?とよく不安になっていました。復帰してからも、平日は仕事、土日は普段あまり遊べない子供といっぱい遊ぶという日々になって、あまり自己啓発できてないなと思っていました。回りの同期がばりばり仕事をしていると余計に。

でも、この本を読んで今はこれでいいんだ!と思えるようになりました。

記憶にとどめるか取捨選択する脳の海馬(本読んでいたら、ドラマでやっていた掟上今日子は海馬に何かしら問題があるのかもと思いました)は、感情を司る扁桃体と隣接し、密に連携をとっているそうです。ことわざの好きこそ物の上手なれはまさに正しいそう。

また、新しい刺激が脳にとってはとても重要(部屋のなかを移動するだけでも、移動しないより良いそうです)で、刺激がない生活はすぐに脳をダメにするし、逆に刺激のない生活を送っていても、刺激のある生活にもどればすぐに脳は復活するそうです。

一方で、脳はものを記憶するだけでなく、経験を記憶することができます。その経験はひとつだけで完結するのではなく、経験の組み合わせをすることで指数関数的に能力をアップできる。まったく関係のないような経験同士が結び付いて新しい能力となりえる。もとの経験は多いほどよく、その経験がバリエーションに富んでいたら経験の組み合わせによる能力も多方面に発揮できそうですよね。

この本を読んでいて、育児って自分が楽しい!と思うと毎日が新しい刺激に満ちあふれてるのかもと思いました。子供が生まれて、初めてのこと尽くしで、今までまったく気にも留めなかったことを気にするようになりませんでしたか?使ったことのない育児用品や、家の中のちょっとした家具の配置、食べ物、子供の成長。二人目だったとしても、一人だけ世話するのとはさらに工夫を重ねるために毎日何かしら発見しているのかなと思います。考えてみれば子供が生まれてから毎日何かしら知らなかったこと発見していた気がします。この毎日の発見をめんどくさい(家具動かすのとかまあ面倒ですよね 笑)とだけ思うのか、新しい刺激だ!と思うのかで脳にとっては全然違うんだろうなと思います。

きっとこの育児による刺激が、自分の経験メモリーになって、いつか自分の仕事などでの経験と結び付いてくれる、いい方に動かしてくれると思えるようになりました。回りの同期とは違う方向で経験をアップさせてると思えるようになりました。

もちろん、今すぐに発揮できる訳じゃないけれど、少なくとも焦りはだいぶ減って、育児をもっと楽しめるようになりました。

薄くて、対談形式なのですぐ読めちゃいます。面倒なことはまずやってみると次第にやる気がでる(やってみないとむしろやる気はでない)とか、日常生活に役立つ豆知識も満載です。気分転換としてもおすすめですので、ぜひ読んでみてください♪

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